木材

木材の種類

木材にはさまざまな種類があります。
本日は、その種類をご紹介してみようと思います。
まずは、国産の木材と、外国産の木材とに分類出来るかと思いますが、国産の木材もまた細かく二分されます。
広葉樹と針葉樹ですね。
日本という国は、非常に南北に細長い国ですから、暑い地方から寒い地方までひとつの国の中に存在しているわけです。
そうしますと、当然ですが暑い地方では広葉樹が多く育ち、寒い地方では針葉樹が多く育つということになりますね。
ですから、広葉樹も針葉樹も両方、日本国内で生産できるのです。
とても便利ですね。
では、広葉樹というのは例えばどのような木であるかお分かりでしょうか。
いくつか例をあげますと、カエデ、ケヤキ、ナラ、クス、ブナ、クルミ、クワ、シイノキ、キハダ、アカガシ、ムクノキ、ホオノキ、ニレ、カバ、カツラ、イスノキ等々などが全て広葉樹と呼ばれている木です。
では、針葉樹の例を挙げましょう。
アカマツ、ヒメコマツ、モミ、イチョウ、クロマツ、ヒノキ、ヒバ、サワラ、スギ、トドマツ、ヤクスギ、エゾマツ、イチイ、カラマツ、ベニマツなどが針葉樹と呼ばれている木です。
ご存じの名前がいくつもあったと思います。
このようにして、例を挙げてみますと、広葉樹の方は比較的、南の地方に多くて、針葉樹の方は比較的、北の地方に多いということが一目瞭然で、よくわかるのではないでしょうか。
どちらが、より良いということはありません。
どちらも適している用途というものがあります。
次回は、そのあたりのお話をいたしましょう。